神奈川、受動喫煙防止条例が成立 宿泊施設など民間も対象
屋内での喫煙を制限する全国初の「受動喫煙防止条例」が24日、神奈川県議会本会議で賛成多数により可決、成立した。学校、病院など公共施設のほか、飲食店や宿泊施設など民間施設も規制の対象で、従わない施設に2万円、喫煙者に2000円の過料を課すなど罰則を設けた。2010年4月に施行する。
条例は受動喫煙防止対策を努力義務とした健康増進法より踏み込んだ内容だが、関連業界などの反発を受け、民間施設も含めて全面禁煙するとした当初案と比べ後退。大型飲食店などへの罰則適用を1年猶予して11年4月からとした。小規模飲食店や風営法対象のパチンコ店などの禁煙や分煙は努力義務にとどめ、事実上規制から外した。
条例成立を受け松沢成文知事は「最初の目的からみると、少しやわらかい規制になったが(条例が)できあがったことに大きな意義がある」と強調した。 (日経ネット 24日 19:57)
怖ろしいのはこういうニュースを夜のニュースではしないこと。スポンサーへの配慮だろうか。