ロボットスーツを量産化 ベンチャー企業が起工式
2008年4月16日 12時11分
ロボットスーツ「HAL」。装着者の皮膚に付けたセンサーで脳の電気信号を読みとり、モーターで手足の動きを補助する(山海嘉之筑波大教授、サイバーダイン社提供)
体に装着して手足の動きをモーターで補助し、高齢者の歩行などを可能にするロボットスーツ「HAL」の量産化に向け、開発者である筑波大の山海嘉之教授らが設立したベンチャー企業サイバーダインの研究開発センター起工式が16日、茨城県つくば市のつくばエクスプレス研究学園駅前で開かれた。
センターは同社の研究・生産拠点として9月末に完成し、10月に稼働する予定。当面は年間400-500着を生産し、数年で数万着規模まで広げる計画。大手住宅メーカーの大和ハウス工業(大阪市)と提携し、個人向けのほか、病院など施設向けのレンタル用を中心に販売する方針。
HALは、脳から伝わる電気信号を皮膚表面に付けたセンサーで読みとり、モーターで体を動かす補助をする。高齢者や障害がある人の歩行補助、重労働者の負担削減などが期待されている。
(共同)
“サイバーダイン社” が “HAL” を作ったって言葉尻がもう凄いです。次も是非人間のいうことを聞きそうにない名前をつけて欲しいものです。
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