ハイブリッド車「静かすぎて危険」 エンジン類似音を義務化へ
産経ニュース 2009.10.15 22:25
ハイブリッド車(HV)の走行音が静かすぎて歩行者に危険との指摘を受け、国土交通省は15日、低速走行時にエンジンに似た音が出る装置を搭載するよう自動車メーカーに義務づける方針を固めた。
国交省によると、安全対策を検討する有識者会議でチャイムやメロディー音も検討されたが「静かな住宅地で車からそうした音が鳴るのは違和感がある」などの意見が多数を占め、ガソリン車のエンジンに似た音を同じくらいの音量で発することが最適と判断した。
一時的に音を消せるスイッチをつけるかどうかや、新車だけでなく既存のHVにも義務づけるかどうかは検討を継続。寄せられた意見も参考にする。
HVはガソリンエンジンと電気モーターが動力源で低燃費が売り物だが、時速20キロ以下の低速時や発進時は電気で動かすためほとんど音がせず、歩いている視覚障害者や高齢者、子供に危険と指摘されていた。
一口にエンジン音と言っても、いろんな音があるわけで・・・
フェラーリっぽい音を発するプリウスが走り回る時代が来るのかな。